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編集部釣行レポート番外編「平戸のエギング」

釣春秋社のイカ人編集部、Hさんから投稿をいただきました。

 

1028日の午後4時、私はこの日の夜中から開催される

五島列島石鯛釣選手権大会のスタッフとして、

長崎県は平戸市にある魚市場前へ来ていた。

しかし、本格的な業務が発生するのは午後9時頃から。

それまでは割とゆっくりできるため、当然ながらエギングタイムと相成った。

 

早速向かったのは病院前にあるスミ跡だらけの小さな波止。

先端から沖は平戸瀬戸の影響でキレのある潮が動いており、

両端はいい感じで反転流が発生していた。

とくに左側(魚市場側)は絶好のカケ上がりがあり

「狙うならココやろ」とオレンジカラーの金下地3.5号のエギをキャストしてみたが、

子イカすら追ってこない。

となれば、潮の中にいるであろう良型狙いに作戦を変更。

潮と潮がぶつかり合う潮目へエギを滑らせ、

ショートジャーク後のテンションフォールを行ったら、

ラインがゆっくり引っ張られるアタリが出て400gが抱いてきた。

この調子でたくさん釣るぞ!と意気込んだものの、

「早く戻ってこい」と上司から連絡があり、後ろ髪を引かれる思いで釣り場を後にした。

まだまだ釣れそうな雰囲気だったのになぁ…。

 

ikabaka2.jpg

 

ところで400gのイカが釣れるちょっと前、

病院前の波止に二人の男子高校生エギンガーがやってきた。

その内ひとりの子が「着ているジャンパーに書いてある石鯛倶楽部って、

もしかして、雑誌社の人ですか?」と聞いてきた。

「そうですよ。だからイカ人(雑誌名)をヨロシクね(笑)」と、

チャンスとばかりに宣伝したら

「えっ!ボク、イカ人読んでますよ。今回は赤の表紙でしたよね。すげー!」

と喜んでくれるではないか。

スペシャルに感激した私と部下のEは

「(自分を指差しながら)ほらほら俺たち、ほらほら、イカバカコンビの、

ほらほら」という猛アピールすると、

「すみません、分かりません」げな。ズコーッ。

私とEは平戸城を眺めながら、

ロングステイさせていたエギが根掛かりしているとも知らず、大粒の涙をこぼしたのだった。

(イカ人編集部)

 

ikabaka3.jpg

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